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Seakayaking , Backcountry Skiing , Mountain Trip ...... It's My SLOW LIFE
宮崎県・岩峰群の大崩山!!【10th mountain】
 職場の山ヤさんが,「いいぞ~!」と何度も話してくれるので,いつかは行きたいと願っていた大崩山に,この夏はトライすることにしました。美しい岩峰はきっとボク好みの山だと思うのですが,この山,とにかく,遠い・・・険しい・・・と思って二の足を踏んでいたのです。こんなときは,山友Morryさんに連絡です。思ったとおり,二つ返事で同行してくれることになりました。というわけで,Morryさんの休みの取れる19日に合わせて,大崩山へGOGO=3=3=3

 深夜,登山口近くの駐車場に到着して朝を待ちます。思った以上の好天で,食事を済ませたら早速登り始めることとしました。ルートはワク塚コースから坊主尾根コースに下りる周回ルートです。大崩山が一番よくわかる王道ルートですね。

P8190002.jpg 登山口で登山届を書きましたが,古いものでも3日前のものしか残っていません。ここの登山届は頻繁にチェックされているのでしょうか。さすが,険しいといわれる大崩山です。
 登山口からしばらく歩くとルートの分岐点に大きな山小屋があります。中は100人は楽に入りそうな広い部屋になっていて,とてもきれいに整備されています。
 登山届といい,山小屋といい,ここはほんとによく手が行き届いているんですね~。ビックリしました。


 大崩山の山道は祝子(ほうり)川に沿って続いています。とにかく,この川の水がきれいなんです!!山中を流れる沢の水も,川底を触れそうなくらい透き通っています。きれいな水のある森は,ほんとに生き生きとしています。
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P8190009.jpg その祝子川を渡って,いよいよワク塚といわれる岩山へのルートに入ります。

P8190016.jpg 山道途中には二階建ての家くらいの大きさの岩はゴロゴロしています。そんな岩は,転がって落ちないように,たくさんの倒木で支えられているんですね。

・・・って,そんなわけありません。


 地図では短く感じられるワク塚ルートですが,とにかく岩を巻いた道を急登することが多く,あっという間に足がパンパンになっていきます。

 袖ダキという岩山の展望台で一休憩。目の前には大きな岩の塊,「小積ダキ」やこれから向かう「下ワク塚」の岩山が見えます。これが全部1個の岩でできているなんて,驚きの風景です。
 ワク塚に上がってみても,その大きいこと!!
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 しかし,残念ながら,ワク塚に到着した辺りから,山頂付近はガスに覆われ,大崩山の全景を拝むことができませんでした。晴れていれば,丸い岩山の連続体が奇妙に見えたことでしょうねえ。
P8190026.jpg 本当なら残念でしかたないところなのですが,急騰の連続でパンパンになった足や汗だくの体には谷から上がってくるガスの冷気がうれしいんですねえ。というわけで,さっさと山頂にあがって昼食としました。(全然さっさと歩けませんでしたが)
 最近は,映画『剱岳』を見たせいで,ちゃんと山の一等三角点などを確認するようになりました。こんな奥地まで・・・ご苦労様ですの気持ちでいっぱいです。

 大崩山頂は展望のない山なので,手前の「石塚」に戻って,ここでやっと昼食&休憩です。
 ここまで6時間近くかかりました。さすがに大崩山です・・・・・・。
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 「石塚」からは四方の山が見渡せるそうなんですが,この日は北側しか展望が開けませんでした。でも,ここで,昨年縦走した祖母山や傾山が確認できました。晴れれば久住も見えるそうですが,さすがにこの日の天気では無理ですね。


 ここでコーヒーを楽しんでのんびりしたら,いよいよ下山開始です。
下山ルートは坊主尾根コース。こちらも岩山を越えるハードなコースになりそうです。

この日は気温が30℃を超えていたようで,とにかく汗をかきます。
いつもよりも多めに持ってきていた水も,少々心配になってきました。
そこで,下山途中にある水場へ向かいました。
『りんどうの丘』という展望場の手前に,きれいな沢が流れていて,その水が調達できます。
火照った体に冷たい水が,ありがたいです~♪

P8190033.jpg 機能回復して下山を始めると,最初に現われる大岩『小積(こづみ)ダキ』
ここからは展望がよくて,大崩の谷が見張らせるはずなのですが,残念ながらガスの中です・・・
今回は景色に恵まれませんでしたね・・・。

P8190036.jpg 気を取り直して下山開始。
次にやってくるのはこのコースの目玉でもある,象岩下のトラバースです。

ワイヤーから手が離れたら,間違いなく命はないでしょう・・・・・・。


   ↓↓↓

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 実際はそれほどの崖ではありませんが,10mほどのトラバースは,緊張感いっぱいです。


 象岩辺りから続く岩・岩・岩・・・坊主尾根ですね~。
ここから一気に高度を下げていきます。とにかく,このコース,ハシゴの数が半端じゃありません。そうやって,道を通してくれているから,クライマーではないボクたちでもこんな山で遊べるんですよね。
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P8190049.jpg 下りもハードなコースでしたが,なんとか祝子川まで下りてきて,徒渉したら,最初の山荘前の山道に出てきます。
 ホッと一息で気が緩み,この後道をロストしてしまう落ちはありましたがなんとか下山です。けっきょく10時間も山に入っていました。無事に帰ってこれて,Morryさんも安堵の笑みが・・・。いつもいつも,厳しい山ばかり誘って申し訳ないね~。

P8190050.jpg 大崩山は,とてもハードな厳しい山でしたが,途中何度も助けられたのがケルンです。道を見失いそうになると必ず現われてボクたちを導いてくれました。厳しい山だったからこそ,ここを通る人たちの温かさが感じられる山でしたね~。
 んんん,今回の山も,格別いい山でした~♪


 帰りは登山口のすぐ下にある『祝子川温泉』で汗を流して疲れを癒します。7~8年前にできたという温泉ですが,とてもきれいな施設です。話を聞かせてくれたお兄さんも,この地が好きで帰ってこられた方のようです。
 九州人には人気の大崩山ですが,実は宮崎県では知名度が低いということを嘆いておられました。
 
 ここで手に入れた大崩山系の登山道案内図とオリジナルマップ。この山を愛する人たちの手書きの愛情がいっぱい詰まっているようでした。ほんとにいい山ですよ~!

 今回も,山にもてあそばれてしまいましたので,もっと鍛えなおして再び遊びに来ますよ~♪
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